接続先DBを確認する習慣を付ける

インスタンスに接続する場合は sqlplus の実行前に、ORACLE_SID をセットする必要がある。
1インスタンスしか存在しない環境ならよいのだが、同一ホストで複数インスタンスが
乱立しているような環境では注意が必要。



SIDのセット

Unix/Linux環境

$ export ORACLE_SID=<対象SID>
(.profile に定義しておくと便利。)

Windows環境

C:\>set ORACLE_SID=<対象SID>

確認方法

ログイン後には、

SQL> select instance_name from v$instance;

INSTANCE_NAME
---------------------------
ORCL

または

SQL> show parameter instance_name

NAME          TYPE   VALUE
------------- ------ ------
instance_name string ORCL

のように面倒でも確認するクセをつけたほうがよい。
開発機へ接続しているつもりが実は本番機だった など、
ヒヤリとした経験をお持ちの方なら同意頂けると思う。

単純な SELECT だったら問題ないかもしれないが、DDL 系のコマンドの場合は笑えない。
そんな時に限って、バックアップがしてなかったり、フラッシュバックが無効だったり。