クエリー結果でNULLを変換して表示させる

SQL*Plus のシステム変数 null で、クエリー結果中の null を表す値を
表示上、変更できる。(当然ながら実データが書き換わるわけではない。)



構文

SET NULL text

※ コマンドの省略実行は不可。

デフォルトの場合

SQL> show null
null ""

“” であることがわかる。画面上ではブランクのように見えるのはそのため。

SQL> select null from dual;

N
-

変更( “” → * )

SQL> set null *

変更を確認

SQL> show null
null "*"

クエリー再実行

SQL> select null from dual;

N
-
*

“” の代わりにセットした * (アスタリスク)が表示された。

NULL なんだか、スペースなんだか判別したい時によい。
ただし、文字列に置き換えてしまうと、実データなのか見分けがつかなくなるので注意。
置き換えたい場合は、未使用の記号などが適している。